※以下のソフトウェアは提供元の開発・サポートが終了しており、本手順書の更新も終了しております。また、既知の深刻な脆弱性や問題点についてパッチが提供されていない可能性があります。クロストラストは最新のバージョンが入手可能なソフトウェアのご利用を強く推奨します。
IIS5.0(Windows2000 SP4未適用)環境下での、SSLサーバ証明書(EV SSL証明書)インストール(更新ならびに乗り換え)手順を以下に説明します。
大まかな手順は、以下のとおりです。
※注意
最新のサービスパックが未適用な場合、IIS 5.xの不具合によりサーバ証明書の更新がうまくいかない場合がありますので、本資料では、IIS5サーバ証明書ウィザードの【現在の証明書を更新する】オプション機能は使わない方法で進めています。
CSRを作成する際は、実際にサーバ証明書を更新したいWebサイトに対してサーバ証明書の更新作業を行うのではなく、新たにWebサイトを作成し、新しいWebサイトに対して作業を行ってください。
ここで作成したWebサイトはサーバ証明書更新後に削除します。
管理アカウントからお客様のサーバ証明書と中間CA証明書をダウンロードします。
ルート証明書は リポジトリのルート証明書 よりダウンロードします。
管理アカウントからお客様のサーバ証明書をダウンロードし、名前をつけて保存します。
仮にファイル名はYOURSERVER.crtとします。以後も同様としますが、環境に合わせて読み替えてください。
SSLサーバ証明書(EV SSL証明書)を使用するには、中間CA証明書・ルート証明書が必要になります。
管理アカウントから中間CA証明書をダウンロードします。
ルート証明書は リポジトリのルート証明書 よりダウンロードしてください。
インストールすべき中間CA証明書・ルート証明書は以下の通りです。
購入証明書 種別 | 中間CA証明書 | ルート証明書 |
---|---|---|
Enterprise SSL | UTNAddTrustServerCA.crt | AddTrustExternalCARoot.crt |
Enterprise SSL for mobile | PUBCA.crt | 初期状態でインストール済み |
Enterprise EV SSL | EV AUTO-Enhancer for IIS | 初期状態でインストール済み |
お客様のサーバ証明書をインストールします。
クロストラストの発行するサーバ証明書を多くのブラウザで信頼を得るために、Web サーバに中間CA証明書および、ルート証明書をインストールします。
2 で管理アカウントよりダウンロードした中間CA証明書、リポジトリのルート証明書 よりダウンロードしたルート証明書をインストールしてください。
インストール方法は、「中間 CA 証明書・ルート証明書のインストール方法」を参照のうえ、インストールしてください。
実際にサーバ証明書を更新するWebサイトに対して、インストールしたサーバ証明書を置き換えます。
このステップはIIS5のサーバ証明書ウィザード【現在の証明書を更新する】オプションの不具合の対策です。
3のサーバ証明書インストールで作業を行ったWebサイトは、サーバ証明書を置き換えた後、SSLサーバを利用する上で必要なくなりますので削除することが可能です。
Webサイトを削除しても秘密鍵とSSLサーバ証明書(EV SSL証明書)は削除されません。
サーバ証明書のインストール後、サイトにアクセスし、サーバ証明書が反映されているか動作確認を行います。
動作確認して問題なければ、秘密鍵とサーバ証明書をバックアップします。
サーバ証明書が反映されていない場合、以下の手順でIISサービスを再起動し、再度動作確認を行ってください。
サーバ証明書と秘密鍵のバックアップについては、Microsoft IIS5.0 SSLサーバ証明書(EV SSL証明書)&秘密鍵 エクスポート手順書をご覧ください。
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